漫画「永世乙女の戦い方」ネタバレ感想!熱き女流棋士物語!

どうも!ぴえ郎です!毎日新しい漫画を漁りながら生活しています。

今回は女流棋士の世界をテーマにした作品を紹介します!

漫画「永世乙女の戦い方」あらすじ


(©『永世乙女の戦い方』)

”あらすじ”

こんな切ない戦いがあるのかーー

獰猛で冷徹な勝負師の顔で相手を屠り、あどけない笑顔で観る者を魅了する。

盤上を舞う女神の戦いが始まるーー

今回は小学館・ビッグコミックスペリオールより『永世乙女の戦い方』という漫画を紹介します!

作者は『兄の嫁と暮らしています。」などのくずしろさんで、香川愛生女流三段が監修しています!

本作は女性たちの熱き将棋バトルを描いた作品です!

全体的な雰囲気はバドミントン漫画で有名な『はねバド!』に近く、それの将棋版という感じですね。

それでは早速内容と感想を紹介していきたいと思います!!

※以下ネタバレも含まれているので注意

漫画「永世乙女の戦い方」感想

登場人物

(©『永世乙女の戦い方』)

早乙女 香

本作の主人公。

将棋の世界で高みを目指す高校2年生。

普段から将棋のことばかり考えており、学校生活を疎かにしがち。

(©『永世乙女の戦い方』)

支倉

出版社に務め、クロスワードの雑誌を作成している。

自社の将棋雑誌が看板にも関わらず、将棋に全く興味がなかったが、香との出会いがキッカケで将棋の世界に惹き込まれる。

(©『永世乙女の戦い方』)

天野 香織

女流七棋戦全てのタイトルを持つ女流棋士。

香の憧れの存在であり、将棋を始めるキッカケになった人物。

熱き女流将棋の世界


(©『永世乙女の戦い方』)

本作の準主役の出版社に務める支倉は、将棋に全く興味がありません。

しかし、自社が主催する女流棋士のタイトル戦へと強引に連れて行かれます。

支倉は事前にタイトル戦に出場する女流棋士を調べていると、高校生の早乙女香という女の子に目が行きます。

その時は「こんなに若くてかわいい子がいるんだ」という程度でした。

タイトル戦の会場に着いた支倉は、人だかりが出来ている場所に行くとHPで見た女の子が将棋を指していました。

その姿を見た支倉は、将棋のルールすら知らないながら香の美しい指し方に圧倒されます。

これがキッカケで支倉は将棋の世界に一気に惹き込まれていきます!

天才女流棋士・早乙女香


(©『永世乙女の戦い方』)

本作の主人公である早乙女香は高校2年生の天才女流棋士です。

普段から将棋のことばかり考えており、朝から将棋の勉強をして学校に遅刻するのは当たり前。

そんな香が将棋を始めるキッカケになったのは、女流七棋戦全てのタイトルを持っている天野香織との出会いです。

幼い頃、学童保育所にいた香は偶然高校生の香織と出会います。

その時暇つぶしに将棋で遊ぶことになった香はどんどん将棋の面白さに惹き込まれていきました。

それがキッカケで将棋を始めることになり、現在女流最強の香織と再び対局して勝つことを目指しています。

そもそも女流棋士とは


(©『永世乙女の戦い方』)

その名の通り将棋を職業にしている女性のことを指します。

女流棋士は女性の棋士と思われがちですが、厳密には違うようです。

棋士は奨励会に入会し、四段に昇格した人を指し、女流棋士は棋士とは別物で、奨励会とは関係なく女性限定の制度です。

女流棋士は将棋のファン層の拡大や男性のイメージがある将棋を払拭することを目的に作られたみたいです。

また歴史上女性で棋士になった人はいません。

これは男性しかなれないわけではなく、単純に棋力の差が圧倒的に男性の方が上だからです。

女流棋士はレベルもなり方も棋士とは全く違い、同じ将棋のプロでも別物のようです。

僕もあまり詳しくないので詳しくは調べてみてください!笑

将棋を知らなくても楽しめる!


(©『永世乙女の戦い方』)

本作は将棋に詳しくない方でも楽しめる将棋漫画です!

将棋の勝負をメインにしてはいるものの、将棋自体というよりも女流棋士の世界に焦点を当てた物語なので、王将を取ったら勝ちという程度の知識でも楽しめると思います!

もちろん駒の動きや戦法などに詳しい方はより楽しめるはずです。

また将棋初心者の支倉にルールを教えるという形で簡単にではありますが、解説されている描写があるので、その点も親切で良いと思いました!

魅力的なキャラ


(©『永世乙女の戦い方』)

個性的なキャラクターも本作の魅力の1つです!

対局になると普段とは一変して冷静ながら獰猛で鋭い目つきになる香はインパクト大です!

主人公の香はもちろん、香と対局することになる他の女流棋士たちも魅力満載!

自らは棋士を目指し、女流棋士をこれでもかとばかりに見下すキャラ、お淑やかに見えて対局になると相手をジワジワと苦しめるドSな女性などかなり個性的なキャラばかりで見ごたえがあります!

アニメ映えしそうなキャラが多く、物語もアニメ向きな感じなので人気次第ではあり得ると思います!

熱すぎるバトル!


(©『永世乙女の戦い方』)

一見可愛らしい感じでオタクに媚びた作風の漫画かなーと思いましたが、いざ読んでみると全くそんなことはありませんでした!

全くは言いすぎかもしれませんが・・・笑

しょうもないギャグやノリ、萌え要素があるわけでもなく、万人受けする漫画だと思います!

日常部分も割とさらっと描かれていて、ダラダラ無駄な部分が少なく良い感じです!

そして、何よりの特徴は女性同士、ましてや将棋とは思えないぐらいインパクトのある対局ですね!

主人公含め女流棋士たちは将棋に命を懸けています。

(ヤンマガやアクションコミックスなら本当に命を懸けた将棋デスゲーム漫画になるでしょう。笑)

それ故に将棋となると容赦はしません!

将棋ではありますが殺す気でくるので、「死ね」「殺す」など普段イメージする将棋とはかけ離れた言葉が横行します!笑

これだけ聞くとかなり安っぽい感じですが、実際読んでみると全くそんなことはありません!

頭が悪いので分かりやすく言語化できませんが、安っぽくなくしっかり没入感のある作品なので是非読んでみてください!

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漫画「永世乙女の戦い」まとめ


(©『永世乙女の戦い方』)

女流将棋を題材にした本作は将棋を知らない方でも楽しめる読みやすい漫画です!

将棋漫画は地味になりがちで派手さに欠けるイメージだったのですが、本作は分かりやすいキャラ設定とシンプルで迫力のある対局シーンでかなり楽しめました!

将棋自体はシンプルに描かれ、女流棋士の世界に焦点を当てた作風で物語が頭に入ってきやすく、あまり将棋をしらない僕でもスラスラ読むことが出来ました!

画力も高くかなり見やすいです!個人的には『アクタージュ』に近い画風だと思いました。

アニメ映えもしそうな作品で人気次第ではありえるかもしれません!

気になった方は是非読んでみてください!


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この本の評価
ストーリー
(3.5)
画力
(4.0)
キャラ魅力
(3.5)
読みやすさ
(4.5)
オリジナリティ
(3.0)
総合評価
(3.5)