どうもぴえ郎です！！
今回はジャンプ＋で連載中の個人的に超期待している作品を紹介！
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漫画「サマータイムレンダ」6巻ネタバレ感想。慎平たちの前に現れたのはまさかの！？
目次
漫画「サマータイムレンダ」あらすじ
（©『サマータイムレンダ』）
”背表紙あらすじ”
幼馴染の潮が死んだーーーーー。
その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた慎平。
家族との再会。
滞りなく行われる葬儀。
だが島にはある異変が・・・？
ひと夏の離島サスペンス！！
今回は集英社・ジャンプ＋で連載中の『サマータイムレンダ』という漫画を紹介します！
作者は『瞳のカトブレパス』などを描いた田中靖規さんです。
本作はミステリー要素をふんだんに取り入れたサスペンス漫画になっています！
ジャンプ＋のミステリーと言えば超名作『彼方のアストラ』ですが、個人的に本作はそれぐらい期待できそうな作品です！
現時点(単行本5巻)ではかなり面白い！！
なんとかキレイに完結していただきたい！
それでは早速感想と内容を紹介していきたいと思います！
※以下ネタバレも含まれているので注意
漫画「サマータイムレンダ」感想
大まかなストーリー
- STEP.17月22日。幼馴染である潮の葬儀のために故郷の日都ヶ島に帰ってきた網代慎平
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.2葬儀会場には2年ぶりに再会した家族や友人の姿があった
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.3潮は溺れた少女を助けようとしたが、海に流されて亡くなった
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.4しかし、慎平は不可解なことを耳にする
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.5「潮の遺体には首が絞められた跡があった」
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.6事故で死んだはずの潮の首になぜ絞められた跡が・・・？
（©『サマータイムレンダ』） - STEP.7幼馴染の死から島に異変が起き始める
（©『サマータイムレンダ』）
登場人物
（©『サマータイムレンダ』）
網代 慎平
本作の主人公。
中学卒業後、故郷の日都ヶ島を離れ東京へ行くが、幼馴染である潮の葬儀のため帰郷する。
両親は10年前に事故で亡くなっており、潮の親に引き取られた。
物事を俯瞰的に捉える癖がある。
（©『サマータイムレンダ』）
小舟 潮
本作のヒロイン。
慎平の幼馴染で義理の兄妹。
フランス人の父親譲りの金髪と青い目を持つ、活発で明るい性格の少女。
友人たちと海水浴していた時、溺れた少女(しおり)を助けるため海に飛び込むが、自らも溺れてしまいその後亡くなってしまう。
事故死のはずが首を絞められた跡があり、他殺の可能性がある。
（©『サマータイムレンダ』）
小舟 澪
潮の妹。
姉とは違い、日本人の母親似の黒髪褐色の少女。
水泳部所属で運動神経抜群。
明るく振る舞うが姉が亡くなったことを誰よりも悲しんでいる。
事故の際、溺れた少女(しおり)を自慢の泳ぎで救出した。
（©『サマータイムレンダ』）
菱形 窓
慎平、潮の幼馴染。
菱形医院の長男で仲間思いの良い奴。
溺れて意識が亡くなった潮の蘇生を行うが死亡してしまったことに責任を感じている。
警察の事故死という見解に疑問を抱いている。
（©『サマータイムレンダ』）
小早川 しおり
海で溺れた少女。
潮と澪のおかげで一命を取り留める。
事故のショックで喋れなくなっているが・・・。
（©『サマータイムレンダ』）
アラン
潮、澪の実父。
フランス人だが日本人の妻と結婚後、日都ヶ島に移り住んでいる。
島で洋食屋を経営している。
慎平の両親が亡くなった際、仲が良かったアランが慎平を引き取り、慎平を実の息子同然に育てる。
（©『サマータイムレンダ』）
？？？
謎の女性。
何らかの目的のため、日都ヶ島に訪れたようだが・・・。
慎平が日都ヶ島に帰る際、フェリーで同乗している。
全ては少女の死から始まる
（©『サマータイムレンダ』）
舞台は和歌山県の日都ヶ島という離島。
中学卒業を機に島を離れ東京で暮らしていた慎平は、幼馴染である潮の葬儀のため２年ぶりに日都ヶ島に戻ります。
フェリーで日都ヶ島に渡る最中、慎平は夢とは思えないほどリアルな夢を見ます。
夢の中で事故で死んだ潮が話しかけてきました。
はたしてこれは単なる夢なのか？それとも・・・。
（©『サマータイムレンダ』）
島に到着した慎平の前に潮の妹・澪が出迎えに来ます。
そして、澪と共に葬儀会場へ。
葬儀会場では顔なじみの人々が参列しており、皆悲しみの表情を浮かべていた。
しかし、そんな中慎平は幼馴染の菱形 窓から妙なことを耳にします。
（©『サマータイムレンダ』）
窓によると、海で溺れて死んだはずの潮の遺体から吉川線(首を絞められた跡)が
警察によって事故死とされたのですが、他殺された可能性が発覚します。
はたして潮の死の真相は・・・！？
物語の鍵を握る”影の病”
（©『サマータイムレンダ』）
日都ヶ島には昔から”影の病”という風土病が存在します。
影の病に罹った者は影(自分とそっくりな人物)を見るようになると言われています。
そして、影を見た者は影に殺されてしまう。
澪によると潮は亡くなる数日前に潮と瓜二つの人物をみたらしい。
また、しおりちゃんの影も目撃したようです。
日都ヶ島に伝わる風土病”影の病”が潮の死に関係しているのか！？
タイムリープ能力を持つ慎平
（©『サマータイムレンダ』）
本作の主人公・慎平は自らが死ぬことで過去にタイムリープすることができます。
なぜこのような能力があるのかは現段階では不明ですが、潮の死に関係していることは間違いありません。
タイムリープすることで物語が複雑になり、ミステリー要素がとても重厚なものになっています。
たびたび過去に戻る本作は、物語の時系列がかなり重要になっています。
物語の日付は要チェックです！
伏線回収がスゴイ！
（©『サマータイムレンダ』）
本作はタイムリープもののサスペンス漫画です。
タイムリープでは定番の伏線回収が本作の一番の魅力です！
1巻の冒頭ページから伏線が散りばめられており、考察がかなり捗ります。
一見なんともないコマが伏線になっていることもあるので注目して読みましょう！
現５巻段階では、回収された伏線はあるもののまだまだ謎な部分が多くあるので、今後の展開にかなり期待がかかります！
終盤では怒涛の伏線回収があることは間違いなさそうです。
単行本ではカバー下の表紙や巻末数ページに物語のヒントになる資料が描かれており、作り込みが素晴らしいと思いました！
この資料にもおそらく伏線が張られていることは間違いないでしょう。
詳しい伏線や考察については、今後記事にしていきたいと思います！
物語の邪魔をしないギャグ要素
（©『サマータイムレンダ』）
ほどよいギャグ要素も本作の魅力のひとつです。
時々挟まれる小気味の良いギャグ要素がシリアスな雰囲気の本作に良い緩急をつけてくれています。
ふざけすぎないけど重くなりすぎない、という絶妙なバランスで描かれているので非常に読みやすい！
テンポの良さも相まって思わず笑ってしまいます！
個人的に終始シリアスな作品より、本作のような雰囲気を壊さない絶妙な加減で崩している作品が好みです！
少しでも加減を間違えるとバランスが崩れてしまうので、これができる漫画家さんはスゴイと思います！
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漫画「サマータイムレンダ」まとめ
（©『サマータイムレンダ』）
期待度MAXの良質ミステリー漫画です！
作り込みが素晴らしく散りばめられた伏線に今後の展開が非常に気になります！
重厚でシリアスな作品ながら、テンポが良く緩急のある展開で読みやすさも抜群です！
本作と同じくジャンプ＋で連載されていた名作『彼方のアストラ』に並ぶのでは？と思わせるほど面白い作品。
このまま大きなミスがない限り、良作以上は確定でしょう！(駄作→楽しめる→良作→名作→超名作)
なんとかキレイにまとめて完結してほしいです！
気になる方は是非読んでみてください！！！
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