漫画「青天」ネタバレ感想。今注目の競技”eスポーツ”を題材にした漫画が面白い!?

どうも!ぴえ郎です!毎日新しい漫画を漁りながら生活しています。

今回も兄が買ってきた漫画が面白かったので紹介していきます!

漫画「青天」あらすじ

(©『青天 』)

”背表紙あらすじ”

最強のゲーマーこそ国宝

と称されるこの世界。

天才少年・ルイの目標も、歴史に名を残すプロになること。

だがその夢は、ある日を境に一変する。

衝撃の大技、「青天」を目撃したその日から!!

今回は講談社・月間少年マガジンで連載中の<青天>という漫画を紹介します!

最近話題の”eスポーツ”を題材にした漫画です。

eスポーツとは、エレクトロニックスポーツの略でコンピュータゲームをスポーツ・競技に捉える際の名称です。(wiki参照)

日本での認知度はまだ低いですがeスポーツの選手を育成する学校が出来たり、目指す人が増えているのでこれからゲームでお金を稼ぐことが当たり前になってきそうです!

そんなeスポーツの題材にした漫画をゲーム好きな僕は期待して読んだのですが・・・!?

では早速感想交じりに内容を紹介していきます!

※以下ネタバレも含まれているので注意

漫画「青天」感想

大まかなストーリー

  • STEP.1
    最強のゲーマーが国宝と称される世界で後に革命家と呼ばれることになる男が歴史上最強のプレイヤーになるまでの物語

    (©『青天』)

  • STEP.2
    西暦2408年、半世紀以上前に発売された「遙かなる霹靂」というゲームの世界大会が行われた。
    「遙かなる霹靂」とは、歴史的英雄が21世紀の街を舞台に戦うゲームである

    (©『青天』)

  • STEP.3
    今作の主人公の少年がその大会の観戦に来ていた
    少年の名はトウト・ルイ。ジュニア大会優勝者で歴史上最強のプレイヤーを目指している

    (©『青天』)

  • STEP.4
    プレイヤーが白熱した試合を繰り広げる中、ハッキングにより突如謎のプレイヤー・空ビヨンドが操る仮面をつけた”宮本武蔵”が現れる
    圧倒的スキルで国内王者が操作する”ジャンヌダルク”をボコボコに

    (©『青天』)

  • STEP.5
    国内王者のキャラを空中に吹き飛ばし撃破。人々はその技を後に”青天”と呼んだ
    人間の為せる操作技術の範疇を超えており、誰かのいたずらで侵入させられたCPUということで結論づけられた

    (©『青天』)

  • STEP.5
    しかし、操作の癖に人間臭さを感じCPUではなく人間が操作していたと確信するルイはプロゲーマーではなく”空ビヨンド”を倒すことに目標を変えた
    はたして空ビヨンドはCPUなのか?それとも・・・

    (©『青天』)

設定のオリジナリティはあるが・・・

(©『青天』)

この漫画のテーマである”eスポーツ”は昨今アジアオリンピックなどでメダル種目として正式に認定されるなど世界的には身近になっています。

先進国で数少ないeスポーツ未承認国の日本でも注目を集めだしている競技で”ゲームで稼ぐ”ということが世間に認められ始めていると思います。

そのeスポーツを題材にしたこの漫画は挑戦的であり新鮮ですがそれだけの印象です。笑

漫画的面白さは僕は感じませんでした(-_-;)

ゲームが好きな僕は期待していただけに残念です。

ということで何が面白くなかったのかを書いていきたいと思います!

迫力のある絵なのだが・・・

(©『青天』)

ゲーム中のバトルシーンはなかなか迫力があるのですが、如何せん何が起きているのか分かりづらい!

作中では非常に盛り上がっているのですが、(僕に読み取る力がないのかもしれませんが)何が起こっているかわかりにくく置いてけぼり感が強いですね。

バトルの迫力は伝わってくるだけに勿体無いなーという印象。

時代設定に違和感

(©『青天』)

今作の時代は西暦2408年ということなんですがその時代にした意味を見いだせません。

今から400年近く未来の話なのに今だに有線コントローラで画面に向かってゲームしています(笑)

「え?ゲームの進化とまってるやん!」てなります。

せめてVRとかなら百歩譲ってわかるんですが・・・。

むしろ問題はそこというより、じゃあなんでその時代設定にしたのか気になって気が散ります!笑

 

(©『青天』)

プレイヤーが操作するキャラクターは”織田信長””ナポレオン”といった歴史上の人物なんですが、せめて2400年の設定にするのなら現代から2400年の間に誕生した英雄を出すとかにしたらまだなんとか意味を見出せたのかなーと思いました。

安倍首相とかオバマとか何でも良いんですが、後に英雄になった体にして出すのであればいいんですが、現代と変わらない歴史上の人物だけなら未来の設定はいらなかったと思います。

ボタンの割当に違和感

(©『青天』)

ゲームのコントローラのボタンにはそれぞれ割当がされていますがこのゲームのボタン割当に違和感を感じました。

というのもこの漫画の世界に登場するコントローラはほぼプレステのコントローラなんです。

(©『青天』)

しかし、このコントローラで

「蹴りを右手でガードしながら左手で短剣で突き刺し、左ひざで攻撃のフェイクをした後、右手で短剣を振り降ろし、両手で首をガードしながら右手で相手の右足を引っ掛けて、最後に手を両手で押さえつけて、左手で相手の胸に短剣を刺す」

スゲーなおい!!!

このコントローラのポテンシャルが半端ないです。笑

同時押しとかでなんとかできるのかもしれませんが気になります(^^)

まあそこは漫画的に分かりやすくするために”THE ゲームのコントローラ”というのでこの形にしたとは思うのですが・・・

別に普通ならそこまで気にならないのですが気になった理由があります。

せめてゲームについてはしっかり描いて欲しかった

(©『青天』)

先程書いたようにコントローラが気になったというのは、漫画的面白さはなくてもせめてゲームについてはしっかり詳細に描いて欲しかったからです。

漫画的に面白ければ、ゲームの部分が大味に描かれてもそこまで気にならなかったと思います。

しかし、漫画的にも「う~ん…。」という感じで、かといってゲームについても薄いので結果面白いとは思えなかったです。

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漫画「青天」まとめ

(©『青天』)

“eスポーツ”という新しい設定でありながら漫画的にはあと一歩だった作品でした。

バトルシーンが多いので読みにくさは全くありませんでした!

また、先程書いたようにバトルの迫力はあるのでもう少し分かりやすく書いて欲しかったですね。

期待していただけに残念です(;_;)

今作が”Cボ”さんの商業デビュー作ということなので今後の展開で巻き返せしてくれることを期待しています!

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ゲームが好きな方ほどもしかしたらゲーム部分が気になってしまう可能性があります。笑

僕がオススメする名作ほぼ確定のバトル漫画<呪術廻戦>はかなり面白いので是非読んでみてください!

この本の評価
ストーリー
(1.5)
画力
(1.5)
キャラ魅力
(1.5)
読みやすさ
(3.5)
オリジナリティ
(3.5)
今後の期待
(1.5)
総合評価
(1.5)