どうも！ぴえ郎です！毎日漫画を漁りながら生活しています。
今回は『ライアーゲーム』の甲斐谷忍が描く新作を紹介！
目次
漫画「新・信長公記」あらすじ
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
”背表紙あらすじ”
時は2105年。
戦国オタクの科学者が「もし名だたる戦国武将がいっせいにこの世に生まれたら一番強いのは誰なのか？」というイケナイ妄想にとりつかれた・・・。
そして2120年、日下部みやびがひょんなことから入学した日本一の不良校・銀杏高校の特進クラスには、キャラも名前も戦国武将そのものの不良どもが34人も集結していた！！
彼らはなんと、全員戦国武将のクローンだったのだ！！
今回は講談社・ヤングマガジンより『新・信長公記～ノブナガくんと私～』という漫画を紹介します！
作者は『ライアーゲーム』『ONE OUTS』でお馴染みの甲斐谷忍さんです！
本作は一風変わった不良漫画で戦国武将のクローンたちが不良界の天下統一を目指すという設定になっています。
設定的には「大丈夫か？」という感じですが、甲斐谷さんなのである程度は信頼できるのではないでしょうか。
ちなみに僕は歴史があまり詳しくないので、的はずれなことを書いているかもしれませんがご了承くださいm(_ _)m
それでは早速内容と感想を紹介していきたいと思います！
※以下ネタバレが含まれているので注意
漫画「新・信長公記」感想
登場人物
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
日下部 みやび
本作の主人公。
母子家庭であり、母親を楽にしてやるために現役で難関大学に合格すれば学費がタダになるという銀杏高校特進科に入学。
本作の世界では珍しい戦国オタク。
戦国武将のクローン作成事件
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
本編の15年前である2105年、ある天才科学者が戦国武将のクローン34人を作り上げたことで逮捕されました。
その科学者は戦国マニアでクローン作成の理由は「名だたる戦国武将が一斉にこの世に生まれたら、本当に強いのは誰なのかを知りたかった」というものでした。
科学者は世界一と言われる自らのクローン技術を使って、戦国武将のクローン胚を勝手に作り、不妊に悩む女性達に子供を生ませました。
この事件は公にはされておらず、現在では都市伝説として語られています。
クラスメイトは戦国武将
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
天才科学者逮捕から15年後の2120年、銀杏高校に入学予定の日下部みやびの元にクラス名簿が届きます。
名簿に書かれていた名前は、みやび以外全員有名な戦国武将の名前でした。
戦国オタクであるみやびはすぐにこのことに気が付きましたが、母親は偶然だと思っています。
というのも、本作の世界では明治以降の歴史しか学校では教えておらず、ほとんどの人間がそれ以前の歴史を知らないのです。
しかし、ある都市伝説を母親が語ります。
15年前にある科学者が戦国武将のクローンを作り出したというもの。
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
そして、そのクローンが存在していれば、現在みやびと同じ高校1年生なのです。
舞台は最凶の不良高校
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
みやびが入学することになる銀杏高校は日本一の不良高校として有名です。
その銀杏高校が今年から経営者が変わり、不良高校から進学校へ生まれ変わらせるという方針を打ち立てました。
改革の手始めに、進学コースである特進科が作られ、みやびはそこに入学します。
みやびが日本一の銀杏高校に入学するに至った経緯は、難関大学に現役合格すれば高校の学費を全額返金、そして大学4年間の学費も無料という理由からです。
母子家庭であるみやびが母親に無理をさせないために銀杏高校を選びました。
しかし、入学当日にみやびを待っていたのは最悪の展開でした・・・・。
不良界での天下統一を目指す
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
本作の戦国武将(クローン)たちは現代で不良として名を上げています。
そして、名だたる不良である戦国武将たちは不良界の天下統一を目指し、銀杏高校特進科に集まりました。
その数34人！！
超有名武将からちょっとマイナーな武将まで歴史で語られる特徴そのままに不良として登場します。
それでは登場する戦国武将のクローンを何人か紹介！
戦国武将のクローンたち
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
織田 信長
誰もが知る戦国武将・織田信長。
総大将の身分にも関わらず、最前線で戦い敵を圧倒する剛腕の持ち主。
奇抜な格好で人のことを”貴様”と呼ぶ。
本作では学ランに半ズボンという奇抜な格好で登場します。
天下統一には興味なし？
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
羽柴 秀吉
豊臣秀吉として有名。
小柄で腕っぷしはないが、頭と度胸で勝負するタイプの武将で並外れた度胸を持っている。
ドスケベで自己評価が異常に高いことも特徴。
銀杏高校ではNo.２の座を狙っている。
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
武田 信玄
上杉謙信と対立し、幾度に及び合戦を行ったことで有名な武将。
馬に乗って戦う騎馬隊が有名で本作ではバイクに乗って戦っている。
15歳にして甲州街道沿いの暴走族を束ねるほどの強さを誇る。
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
上杉 謙信
武田信玄との戦いが有名な武将。
信玄と違い、暴力で解決する前にまず話し合いで解決をしようとする性格。
しかし、喧嘩の強さも桁外れ。
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
伊達 正宗
独眼竜で有名な武将。
本作では北部最強の不良として名高い。
コスプレ好きで初登場時には警察官の格好で現れた。
史実でも豊臣秀吉に呼び出された際、死に装束で登場するなどコスプレ好きだったらしい。
その他にも作中で四天王と恐れられている本多忠勝、井伊直政、榊原康政、酒井忠次など多数の戦国武将が登場します！
ちなみに徳川家康は喧嘩最強で頭脳も東大クラスという文武両道の最強不良として名前だけ登場していますが、銀杏高校には入学していません。
はたしてどんなキャラなのか！？
そちらも楽しみです！
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漫画「新・信長公記」まとめ
（©『新・信長公記～ノブナガくんと私～』）
今の所飛び抜けて面白い作品ではありませんが、甲斐谷さんなのである程度は期待している作品です！
戦国武将のクローンが不良として登場するという設定自体は新鮮ではあるものの、そこまで惹かれるものはありませんでした。
しかし、実際読んでみると史実に基づいた特徴を持ち合わせた有名な戦国武将たちが多数登場するのでかなりワクワクしました！
現在まだ登場していないキャラも多く、織田信長や豊臣秀吉がメインキャラとして登場しているにも関わらず、徳川家康が登場していないので今後の展開が気になります！
戦国モノにあまり興味がない僕でも楽しめるレベルの作品なので、あまり詳しくない方でも楽しめると思います！
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