どうも!ぴえ郎です!毎日新しい漫画を漁りながら生活しています。
今回は日本を舞台にした近未来SF漫画を紹介!
漫画「AUTO MAN」あらすじ
(©『AUTO MAN』)
”背表紙あらすじ”
2018年。日本の基幹産業は自動「者」である。
国内最大の自動者メーカー「ミカワ自動者工業」の業務は、
プラスチック製の機体に人間の体液(主に血液)から抽出される原形質を注入し、
産業機械である「自動者」を製造することである。
希代の作家・柞刈湯葉と次代の秀才・中村ミリュウが紡ぐ新感覚会社員SF。
今回は講談社・コミックDAYSで連載中の『AUTO MAN(オートマン)』という漫画を紹介!
原作は『横浜駅SF』などを執筆した柞刈湯葉さん、作画は中村ミリュウさんです。
柞刈さんは本職が生物学者であり、大学教員みたいです。
本作は人間の代わりとなって働く「自動者」というロボットが活躍する世界が舞台。
私たちの世界よりロボット産業が少し発達したパラレルワールドといった感じです!
世界観が素晴らしく、個人的にめちゃくちゃ好みです!
それでは早速感想と内容を紹介していきたいと思います!
※以下ネタバレも含まれているので注意
漫画「AUTO MAN」感想
登場人物
(©『AUTO MAN』)
杁川 康
本作の主人公。
ミカワ自動者工業安全調査班所属の社員。
かなり真面目な性格で自動者に関して並外れた知識を持っている。
入社したばかりの新人・蓜島の教育係を任される。
口癖は「嫌です。」
(©『AUTO MAN』)
蓜島 志織
大宮大学経済学部卒の新人社員。
研修後、ミカワ自動者工業安全調査班に配属された。
文系で機械のことはほとんどわからないが向上心は強く、日々を励んでいる。
完全な理系人間である杁川と意思疎通が上手くいっていない。
(©『AUTO MAN』)
村瀬 結
ミカワ自動者工業安全調査班 主任。
杁川の上司であり良き理解者。
扱いづらい杁川も付き合いの長さからなのか、楽々と扱うことができる唯一の人間。
蓜島には杁川の扱いについてアドバイスしている。
大まかなストーリー
(©『AUTO MAN』)
舞台は2018年の日本。
現代(僕たち読者の世界)よりロボット産業が少し進んでいるパラレルワールドという感じです。
名古屋に位置するミカワ自動者工業は、有機労働機体「自動者」の生産シェア世界2位の国内有数の大企業。
そこの安全調査班に所属する杁川康が本作の主人公です。
杁川はとにかく真面目で常に自動者(ロボット)のことを考えています。
少し捻くれた性格であるが、上司・村瀬の指示にも従順です。(言葉では指示に対して「嫌です」と言うが、本人曰く「感想を言っているだけ」らしく、指示には従う)
本作はそんなミカワ自動者工業安全調査班に新人・蓜島志織がやってくるところから物語が始まります。
労働者は今や、人間に代わり自動者が多く導入されています。
細かい作業は今のところは自動者にはできないため、全ての労働者が自動者に変わったわけではありませんが、いずれ技術進歩により自動者が人間の労働を奪うのは時間の問題です。
(©『AUTO MAN』)
そんな中、街では大型の自動者が暴走する事件が発生する。
自動者は自ら暴走することはなく、暴走した理由は何者かが自動者の原形質をすり替えたと考えられます。
自動者は注入する原形質(人間の体液)によって目的意識がプログラムされており、注入する原形質をすり替えることで意図的に破壊プログラムを仕組むことができます。
自動者に仕事を奪われた人間、偶像を動かしてはいけないという宗教、他メーカーからの妨害工作などミカワには敵が多く存在します。
はたして頻発する自動者の暴走の原因は何なのか?
自動者とは
(©『AUTO MAN』)
自動者とは、プラスチック製の機体に人間の体液(主に血液)から抽出される原形質を注入した産業機械のことを指します。
自動者に注入される原形質によって、目的意識が決定されます。
基本的にただの有機物である人間が目的に基づいて行動できるのは、原形質というものが存在しているからであり、その原形質を同じく有機物の自動者に注入することで人間同様、目的に応じて行動することができるのです。
そのため人間と同じくカロリーを消費して動くため、燃料はトウモロコシなどを原料としたものです。
原形質は主に献血などで入手しています。
(©『AUTO MAN』)
また、自動者は定期的なメンテナンスが必要で、これをサボると不具合を起こしてしまいます。
不具合の原因は、原形質は生物にしか作ることができないため、人間の身体から抜くと劣化する。
その状態で燃料を注ぐと消化不良を起こして動作不良になってしまうのです。
(©『AUTO MAN』)
自動者に頭がないのには理由があります。
人間の形に寄せすぎると感情移入してしまう可能性が出てくるため、あえて自動者は頭をなくしているそうです。
機体色は水色なのですがこちらにも理由があり、人間に近い肌色や黄色にしないのは上記と同じ理由です。
緑は昔軍用ロボットとして使用されていたことから、”兵器”を連想させるのでNGということからどれにも当てはまらない水色になったそうです。
このような産業機械を自動者と呼んでおり、人間に代わり労働を行っています。
世界観の作りこみがスゴイ!
(©『AUTO MAN』)
本作は細かく作り込まれた世界観が魅力です。
自動者の設定や歴史など本当の事のようなリアリティがあり、まさしくパラレルワールドというような世界観です!
現実でもそう遠くない未来で本作のような世界になっても全くおかしくないと思いました!
1巻なので説明的な文章が多いのですが、全くダルさを感じない、むしろ詳しく描かれていることで『AUTO MAN』の世界にどんどん引き込まれていきます!
魅力的なキャラクター
(©『AUTO MAN』)
本作はこの手の作品では珍しくキャラクターが魅力的です。
リアリティー重視の漫画は、キャラに魅力があまりない場合が多い。
これはリアリティ重視の作品はキャラの魅力依存ではなく、設定やストーリーで魅せる作品が多いので問題ではありません。
しかし、本作はリアリティ重視の作品でありながら、キャラクターの魅力もあるので没入感が半端ないです!
キャラ同士の日常会話などもクスッと笑えるような場面もあり、キャラに好感を持てます。
キャラも魅力的で設定も面白い!
失礼ながらあまり期待もせず、とりあえず購入したのですがまさかの大当たりでした!
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漫画「AUTO MAN」まとめ
(©『AUTO MATON』)
設定や世界観が素晴らしく、リアリティもありキャラも魅力的という良作です!
まだ1巻なので今後の展開次第ではありますが、現段階でかなり期待できる作品だと思います。
近未来を舞台にした作品が好きな方は間違いなく楽しめる作品です!
今後登場するであろう反自動者勢力との戦いも気になりますし、主人公の杁川は何やら闇を抱えているようなので今後の展開が気になります!
気になる方は是非読んでみてください!
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