漫画「テロール教授の怪しい授業」ネタバレ感想。知らない人はテロリスト予備軍!?テロとカルトの真実を暴く!

どうも!ぴえ郎です!毎日漫画を漁りながら生活しています。

今回はテロの恐ろしさを教える大学教授が主人公の漫画を紹介!

漫画「テロール教授の怪しい授業」あらすじ


©『テロール教授の怪しい授業』)

”背表紙あらすじ”

テロール教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い、「テロとカルト」の真実。

「あなたたちはテロリスト予備軍です。」

予想だにしない一言に驚愕とする生徒たち。

脱落=テロリスト認定。

恐ろしすぎる授業が始まるーー。

なぜカルト教団は大学や街頭で勧誘するのか?

なぜ自爆テロは行われるのか?

そもそもテロリストとは何者なのか?

答えられない人は、テロリスト予備軍・・・!?

今回は講談社・モーニングで連載中の『テロール教授の怪しい授業』という漫画を紹介します!

原作は『幼女戦記』のカルロ・ゼンさんです。

モーニングでテロとカルトの真実をテーマした漫画と知った瞬間面白そうと思って購入しました!

個人的に興味があるジャンルなのでかなり期待しています!

表紙もなかなかインパクトがあり惹かれるものがあります。

それでは早速感想と内容を紹介していきたいと思います!

以下ネタバレも含まれているので注意

漫画「テロール教授の怪しい授業」感想

大まかなストーリー


©『テロール教授の怪しい授業』)

大学に新入生が入ってくる季節。

校内では様々なサークルの勧誘がひしめき合っていた。

内気な性格で押しに弱い新入生・佐藤は怪しいサークルに勧誘されそうになっていたところ、大学教授のティム・ローレンツに助けられる。


©『テロール教授の怪しい授業』)

ティム教授曰く、先ほど勧誘してきた人たちは”危ない連中”

大学には新興宗教の人間が紛れ込んでいることが多いらしい。

佐藤はティムが担当するゼミの新入生相談会に参加することに。


©『テロール教授の怪しい授業』)

引っ込み事案の佐藤でも居心地の良い環境だったのでティムのゼミに入ることにした。

ティムのゼミには多数の生徒が集まったのだが、ティムは生徒たちに向け驚愕の一言を放つ。

「このテロリストどもめ!!」


©『テロール教授の怪しい授業』)

ティムはカルト教団と同じ手法でゼミへ勧誘していた。

つまり、ゼミに参加した生徒はカルト教団に入会する可能性の高い”テロリスト予備軍”ということになるらしい。

生徒をテロリスト呼ばわりするティム教授の恐ろしい授業が始まる!


©『テロール教授の怪しい授業』)

メディアを通して学習したことはゴミ!?


©『テロール教授の怪しい授業』)

「テロリストについてメディアを通じて学習したことは、控えめに言ってもゴミです!」byティム教授

テロリストは貧困や教育の問題によって生まれると思いがちですが、実際は高学歴や社会的地位の高い人間が多いみたいです。

むしろ標準以上の教育を受けていなければテロ組織に参加することが難しいそう。

テロ組織のリーダーは、医師、政府役人、法律家、教職員などテロリストのイメージとはかけ離れた職業の人間が多いのです。

日本で有名なテロリストと言えば”オ◯ム真理教”ですが、オ◯ムの幹部も東大生や京大生など超高学歴の人間が多くいました。

頭が良くないと良い会社に入れないだけでなく、テロリストになるのも難しいみたいですね。

まったく世知辛い世の中です(T_T)

ハウツー本的要素


©『テロール教授の怪しい授業』)

本作は大学の授業を軸に物語が進行していくので、説明的な文章が多めです。

漫画としてももちろん面白いのですが、テロやカルトについてかなり詳しく描かれているのでハウツー本的な面白さもあります。

テロリストの定義とは?カルトの勧誘に引っかかりやすい人の特徴とは?自爆テロは何故合理的なのか?などティム教授が詳しく教えてくれます!

この手のジャンルが好きな方は間違いなく楽しめると思います!

ちなみにティム教授はテロリストやカルト信者のことをただの偏見でボロクソ言っているわけではなく、「テロリストも自身が信じる正義のために戦っており、何を善とするのかは立場によって違う」という考えを持っています。

その上でティム教授から言わせればテロリストは糞野郎なのです!笑

ガンダムで言うと連邦軍が正義のような描かれ方をしていますが、ジオン軍にもまた別の正義があるということです。


©『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』)

暗い雰囲気の漫画と思いきや


©『テロール教授の怪しい授業』)

表紙やあらすじ、タイトルを見た感じ暗い雰囲気の漫画だと思いきや、内容は過激なものの全体的な雰囲気はかなり明るい作品です。

暗い雰囲気でテロやカルトの恐ろしさを描いている作品だと勝手に思い込んで読んだので真逆でびっくりしました!笑

ちょっと明るすぎるかな?とも思いましたが、これはこれで面白くていい意味で期待を裏切られました!

しかし、ティム教授は過去に娘?がテロかカルトが原因で亡くなっているような描写があったので、今後鬱展開が描かれるかもしれません!

ティム教授がテロについて熱く語るキッカケはおそらくその事件が関係しているみたいです。

個人的にはテロやカルトを扱った暗い雰囲気の作品も読んでみたいので今後の展開に期待しています!

迫力のあるタッチが魅力


©『テロール教授の怪しい授業』)

本作の特徴のひとつは、作画の石田点さんが描く迫力満点の絵です!

テロやカルトの恐ろしさについて熱く語るティム教授の描写の迫力は凄まじい!

テロが恐ろしいのか教授が恐ろしいのか分からなくなるほどです!笑

生徒たちの緊迫した空気感が伝わってくるような絵のタッチは特筆すべき点だと思います!

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漫画「テロール教授の怪しい授業」まとめ


©『テロール教授の怪しい授業』)

テロやカルトについて詳しく描かれる今までありそうでなかった作品です!

従来の教師漫画とは一味違った雰囲気も本作の魅力!

知るのは怖いけど、知らないともっと怖い「テロとカルト」の真実をティム教授が熱く激しく教えてくれます。

何となくでしか分かっていなかったことが本作を読むことでしっかりと理解できるような作品に仕上がっています。

巻中にはテロやカルトに関するコラムも載っているのでボリュームも満点です!

ハウツー本的楽しみ方も出来ますし、漫画的にも面白いので今後の展開が気になります!

説明的なセリフが多いので多少読みにくさはあるのですが、そこまで気になりません。

むしろ興味がある人は、読みにくさより満足感が勝ると思います!

久しぶりに前情報なしで購入した漫画で当たりを引きました!

気になる方は是非読んでみてください!


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こんな人におすすめ!

  • ヒューマンドラマが好き
  • テロやカルトに興味がある
  • 風刺の効いた作品が好き
  • 明るい雰囲気の作品が好き

テロやカルト教団をテーマにしているので、その手のジャンルが好きな方は間違いなく楽しめると思います!

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この本の評価
ストーリー
(3.5)
画力
(4.0)
キャラ魅力
(3.5)
読みやすさ
(3.0)
オリジナリティ
(4.0)
総合評価
(3.5)