どうも!ぴえ郎です!毎日新しい漫画を漁りながら生活しています。
今回も兄が買ってきた漫画が面白かったので紹介していきます!
目次
漫画「NeuN(ノイン)」あらすじ
(©『NeuN(ノイン)』)
”背表紙あらすじ”
ナチスは秘密裡にヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供たちをつくっていた。
子供たちはドイツ各地で自らの出生の秘密を知らされぬまま育っていたが、
ある日何者かによって子供たちへの抹殺命令が下る。
それぞれの子供たちは壁-ヴァント-と呼ばれる戦士が護衛としてついていた。
これは「9番」という姓を背負った子供フランツ・ノインとその「壁」テオ・ベッカーの物語である。
今回紹介するのはヤングマガジンで連載中の『NeuN(ノイン)』です!!
メディア化もされた『スカイハイ』でお馴染みの高橋ツトムさんが描く逃避行サスペンス!
都市伝説好きな僕は”ヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供たち”というのを見た瞬間「面白そう!」と思いました!
ヒトラーの子孫に関する都市伝説ついて
- 子供好きだったヒトラーは歴史の重荷を背負わせたくなかったから子供を作らなかった
- 自身が患うパーキンソン病が遺伝することを恐れて子供を作らなかった
- アウシュビッツ収容所で非人道的な実験を行っていた医学博士がヒトラーの凍結精子を持っていた
など数多くの噂があります。ワクワクが止まりませんね!!
そのヒトラーの遺伝子を持つ子供が主人公で敵はナチスというわけですね!
高橋ツトムさんは『スカイハイ』『SHIDOOH/士道』『地雷震』『ヒトヒトリフタリ』など、外れが少ない作者さんなので期待大です!
それでは内容を感想交じりに紹介していきます!
※以下ネタバレも含まれているので注意
漫画「NeuN(ノイン)」感想
大まかなストーリー
- STEP.1ヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供がドイツの各地で預けられ育てられているヒトラーの後を継ぐ総統を作り出すためにナチスが人口的に作り上げた
- STEP.213人の子供たちのうち12人の抹殺命令が下るなんらかの理由で不必要になった子供たち。1人を除いては・・・
- STEP.3襲い来るナチス親衛隊を始末し、逃亡する主人公と護衛抹殺のため主人公の村に来たSS(ナチス親衛隊)を子供の護衛である通称”壁-ヴァント-”が始末
- STEP.4逃亡先で再び襲い掛かるナチス村を逃亡した先には”13人の子供たち”の生き残りが・・・
- STEP.5そして・・・
主な登場人物
(©『NeuN(ノイン)』)
フランツ・ノイン
今作の主人公。
南ドイツのブラウシュテッペ村で暮らす少年。
またヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供のひとりで〈ノイン〉は9番目を意味する。
(©『NeuN(ノイン)』)
テオ・ベッカー
ブラウシュテッペ村でノインを護衛する通称〈壁-ヴァント-〉。
ナチス側の人間だがノイン抹殺の命令に背いてノインを守る正義感の強い青年。
(©『NeuN(ノイン)』)
アドルフ・ヒトラー
言わずと知れたナチスドイツ総統であり20世紀最悪の独裁者。
次世代のドイツを担う後継者がいないと考えたヒトラーは
自らのDNAを受け継ぐ子供を作り出した。
(©『NeuN(ノイン)』)
ウルリッヒ・ノイシュテッター
SS(ナチス親衛隊)医学総監。通称Dr.U(ドクトル・ウー)。
味方を平気で殺してしまうほどの冷徹さと残虐性を持ち合わせる男。
テオとは古くからの知り合いのようだが・・・。
(©『NeuN(ノイン)』)
ナオミ・ライジンガー
テオと同じく子供を護衛する〈壁-ヴァント-〉。
ノインたちと逃亡先で出会うことになる。
武器に日本刀を愛用している。
(©『NeuN(ノイン)』)
アハト
ヒトラーの血を引く8番目(アハト)の子供。
足に重症を負っており、ナオミと共に身を隠している。
13人のポストヒットラー!
(©『NeuN(ノイン)』)
舞台は1940年、ナチス政権下のドイツ。
ヒトラーの後に継ぐ次世代の後継者をヒトラーのDNAを用いて人工的に作られた13人の子供たち。
まだ明かされていないが子供たちは何らかの特殊な能力を持っている模様。
主人公はその子供たちの1人であるフランツ・ノイン。ノインはドイツ語で9番を意味する。
また子供たちにはそれぞれ〈壁-ヴァント-〉といわれる護衛官が就いており、ノインの〈壁-ヴァント-〉はテオ・ベッカーという男です。
(©『NeuN(ノイン)』テオ・ベッカー)
何らかの理由でナチスによって抹殺されることになった子供たち!ただひとりを除いては・・・!?
SS(ナチス親衛隊)からの逃亡劇!
(©『NeuN(ノイン)』)
抹殺の命令に追われることになったノインとテオの逃亡劇は非常に臨場感、緊迫感があり読み応え抜群です!
本来ナチス側の人間であるテオは感情をあまり表に出さないが正義感が強く、命令に背いてノインを守ります。
ノインとテオが暮らす村に襲ってきたナチス親衛隊をテオ1人で全員始末して、逃亡劇が始まります!
テオの戦闘力が高いので複数人の敵が襲ってきても安心して見てられます!
逃亡先の街にはテオ以外にもナチスの血を引く子供を守る〈壁-ヴァント-〉が・・・!?
絵のタッチが完璧!
(©『NeuN(ノイン)』)
高橋ツトムさんの絵のタッチが戦時中の暗くドロドロした雰囲気のこの漫画にベストマッチしていて素晴らしい!
また高橋ツトムさんが描く敵キャラの黒目しかない目がナチスの残虐で非人道的な感じにピッタリです!
モノクロ感が強い絵の作者さんですが、それも味がでていい感じですね(‘ω’)
人によって好みがわかれる独特の絵ではありますがこの漫画においてこれ以上マッチする作者はいないのではないでしょうか!
読みやすさはイマイチ!?
(©『NeuN(ノイン)』)
僕の中での高橋ツトムさんの漫画は映画のような漫画というイメージがあります。
良い意味でも悪い意味でも漫画を読んだ後に映画を一本見終わったような読後感になります(‘ω’)
良い意味というのは読後の満足感がとてもあること。
悪い意味というのは気軽に読めない、読むのが疲れるという感じです。笑
それが顕著だったのが『地雷震』です。読みやすさはイマイチですがもちろん面白いです!
しかし、『NeuN(ノイン)』に関しては単純に文字がなく絵だけのページも多いので結構すらすら読めます!
今後の展開
(©『NeuN(ノイン)』)
この漫画は実際の歴史をベース描いたフィクションで子供たちには何らかの特殊能力を持っているようなのでそれを活かして敵に立ち向かっていく展開になりそうです。
能力のバトル漫画のような派手な能力ではなく、人の心を動かしたり洗脳したりとある程度現実味のある能力なのかなーと思います!
上のシーンにあるようにナチスを裏で動かしているのは13人の子供の1人っぽいのでこの子がどんな能力なのか?なぜこの子が後継者に選ばれた?のか気になります!
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漫画「NeuN(ノイン)」まとめ
(©『NeuN(ノイン)』)
内容はもちろんですが高橋ツトムさんが描く戦時中の荒廃した雰囲気とナチスが持つ不気味な雰囲気が素晴らしい!
独特のタッチで描かれるキャラがとてもかっこよく、戦闘シーンでは迫力満点です!
また史実をベースに特殊能力など漫画的要素を入れているがリアリティーも残しつつ絶妙な設定だと思います!
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- 硬派なサスペンスが好き
- シリアスな映画が好き
- 史実をベースにした作品が好き
同じサスペンス漫画でも『マイホームヒーロー』と違い終始緊迫感のある漫画なので雰囲気は重ためですね!
ナチスを題材にした漫画なので当然っちゃ当然ですね。笑
映画を見ているような気になる漫画で読み応え抜群です!
気になった方は是非一度読んでみてください!!!
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